2019年7月14日日曜日

兵庫歴史教育者協議会会報第322号を発行

 7月1日付で会報第322号を発行しました。主な記事は歴教協埼玉大会の案内や兵民教(兵庫県民間教育研究団体連絡協議会)合同研究集会のお知らせ、兵庫歴教協会員の新著の紹介、連載中の山家妄想などを紹介しています。
 購読ご希望の方は、事務局までメール(h_rekkyo2009@yahoo.co.jp)をお寄せください。

2019年6月27日木曜日

兵庫歴史教育者協議会会報第321号が発行されました

 兵庫歴教協会報が発行されました。
 山内英正会長が「『令和』雑感」で「令和は『万葉集』の梅花の宴の序を典拠としたというが、タイムスリップして大伴旅人に報告したら苦笑いするだろう。後漢の朝衡の『帰田賦』(『文選 賦篇』)の「仲春冷月、時和し気清し」や東晋の王羲之の「蘭亭集序」を参照したと言うだろう。」などと指摘しています。
 また、加古郡稲美町の「いなみ野万葉の森」に新しく設置された「令和」と刻した石碑が建立序幕されたが、この序の作者を大伴池主と誤記されたままであることを指摘しています。
 詳しくは、会報第321号でお読みください。
 会員でない方は、兵庫歴史教育者協議会にご入会ください。
 連絡先は、h_rekkyo2009@yahoo.co.jpにお願いします。

2019年6月2日日曜日

(再掲)2019年度 兵庫歴史教育者協議会総会&シンポジウムを開きます

このたび、村井俊之さん(歴教協全国委員)が、歴史教育者協議会日中交流委員会で南京第一中学校で孫文による講演「大アジア主義」から読み取れることは何かをテーマに授業をしました。今回その様子を詳しく報告いただけることになりました。さらに永井章夫さんと上野祐一良さんからのコメントを口火にフロアーも含めて、日中交流の意義を見つめ、東アジアの平和をめざす授業づくりを考え合いたいと考え、このシンポジウムを企画しました。
 みなさん、是非ご参加ください。

日 時:2019年6月30日(日) 13:30~16:00(その後、県歴教協総会があります)
会 場:神戸勤労会館 美術室(JR三ノ宮駅すぐ)
参加費:500円(学生無料)
内 容:①基調報告 村井俊之さん(県立高校教員)
               歴史教育者協議会日中交流委員による南京での授業
               ―孫文による講演「大アジア主義」から読み取れることは何か―
            ②質疑応答
               永井章夫さん(高校教員・甲南女子大学非常勤講師)から
               上野祐一良さん(日中友好協会・兵庫歴教協)から
               フロアーから

改訂版『兵庫の歴史教育』第19号―兵庫歴史教育者協議会60年の歩み―ができました!

 昨年の歴史教育者協議会全国大会(京都大会)に向けて出版した『兵庫の歴史教育』第19号ですが、好評につき完売となりました。
 実は執筆者にもお渡しできていなかったため、改訂版の出版を行いました。改訂に際して、60年史の補足や訂正を行い、また、2,007年の兵庫大会の写真などを加え、その際表紙に木村道郎さんの「風見鶏の館」(『人街海山―神戸で学ぶ』の表紙と同じ)を入れさせていただいて、装丁も初版よりきれいな仕上がりになっています。
 まだ第19号を入手されていない方は、h_rekkyo2009@yahoo.co.jpにメールでご注文ください。

2019年6月1日土曜日

目からウロコの歴史教科書カフェ 今回のテーマは、「鉄道爆破から始まった ―日本の中国侵略―」

 毎月第1土曜日に西宮で開かれている「目からウロコの歴史教科書カフェ」ですが、今月は第3土曜日、6月15日の開催です。6月1日には、別の講演会が企画されています。
 いつものことですが、資料の都合上、ご連絡を!




第63回兵庫県母親大会で、見学分科会を担当

 6月8日(土)に開かれる第63回兵庫県母親大会の見学分科会で、兵庫歴史教育者協議会は2コースを案内します。
 ①御影郷をめぐる(山内英正兵庫歴史教育者協議会会長)
 ②御影公会堂界隈 乙女塚古墳と『ほたるの墓』の碑を訪ねて(桐藤直人、大木久)
です。
 見学分科会は、事前の申し込みが必要です。申し込みは、078-351-3367です。定員に達すれば締め切りになりますので、ご確認ください。


2019年5月13日月曜日

歴教協埼玉大会の申し込みが始まっています

 会員の皆様、今年の全国大会は埼玉です。
 もう、申し込みはお済みになりましたか。
 チラシができましたから、ご覧ください。
 申し込みは、本部のHPからできます。早めに申し込みましょう。








平和:学習講演会のご案内

 兵庫歴教協会員が参加している「甲東平和を考える会」から、学習講演会の案内が来ましたので、紹介します。
 内容は、最新情報「イラク」のいま です。
 お話は、フリージャーナリストの西谷文和さんです。西谷さんは、兵庫歴教協総会でも記念講演をしていた来ました。

予想を超える参加者で会場を変更! 淡路島出身・島田邦二郎の「自由民権」の憲法構想を学び顕彰するつどい

 主催者によると、集いは50名を超える参加者で会場に入りきれず、急遽広い会議室に変更するという賑わいだったそうです。
 「参加者の圧倒な方が、島田邦二郎を知らないなかで、戦前の農民運動とともに自由民権期の淡路島での活性期をしりたい、という地元ならではの思いが強いことがよくわかります」との声が届いています。

2019年5月6日月曜日

ますますおもしろい 目から“ウロコ”の歴史教科書カフェ 5月11日(土)に開催

 「歴史って、ホントはこんなに面白い!」と毎月、学び舎版中学校社会科歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』の市民学習会を続けている、西宮歴史教科書カフェですが、今月は11日(土)です。
 会場は阪急西宮北口すぐのプレラ西宮403号室です。
 できたら連絡をして参加してください。


兵庫歴史教育者協議会会報320号が発行されました

今号は、パワーアップ学習会と子どもと教科書全国ネット近畿ブロック学習交流集会の様子を中心にその概要を報告しています。
 おなじみの山家妄想は、代替わり元号についての随想です。
ほか、歴史教育者協議会社員総会(全国委員会)での議論を紹介しています。
 なお、クロネコメール便値上げのために、今回から郵送に切り替えています。A3二枚とA4一枚でギリギリ82円です。少し上質の紙や封筒を使用するとたちまち92円になってしまいます。チラシ等が一枚しか送れないところが悩みの種です。
 6月30日(日)は、兵庫歴史教育者協議会シンポジウム&総会です。皆様のご参加をお願いします。



2019年5月5日日曜日

淡路にも明治憲法に異議を唱え、“自由民権”の憲法を主張した先人があった

 兵庫歴史教育者協議会会員の田中隆夫さんから、学習講演会のお知らせが届きました。
淡路島出身・島田邦二郎の「自由民権」の憲法構想を学び顕彰するつどいです。
時は、2019年5月11日(土)18:00~
所は、洲本市総合福祉会館2F研修室です。
講師は、島田耕さん(映画監督)、高島千代さん(関西学院大学教授)、田中隆夫さん(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部役員)

2019年4月30日火曜日

2019年度 兵庫歴史教育者協議会総会&シンポジウムを開きます

 このたび、村井俊之さん(歴教協全国委員)が、歴史教育者協議会日中交流委員会で南京第一中学校で孫文による講演「大アジア主義」から読み取れることは何かをテーマに授業をしました。今回その様子を詳しく報告いただけることになりました。さらに永井章夫さんと上野祐一良さんからのコメントを口火にフロアーも含めて、日中交流の意義を見つめ、東アジアの平和をめざす授業づくりを考え合いたいと考え、このシンポジウムを企画しました。
 みなさん、是非ご参加ください。

日 時:2019年6月30日(日) 13:30~16:00(その後、県歴教協総会があります)
会 場:神戸勤労会館 美術室(JR三ノ宮駅すぐ)
参加費:500円(学生無料)
内 容:①基調報告 村井俊之さん(県立高校教員)
            歴史教育者協議会日中交流委員による南京での授業
            ―孫文による講演「大アジア主義」から読み取れることは何か―
            ②質疑応答
            永井章夫さん(高校教員・甲南女子大学非常勤講師)から
            上野祐一良さん(日中友好協会・兵庫歴教協)から
            フロアーから

2019年4月8日月曜日

子どもと教科書全国ネット近畿ブロック学習交流集会が神戸で開催

 4月7日(日)、東京から鈴木敏夫氏(子どもと教科書全国ネット事務局長)をお迎えして、新学習指導要領下での小学校教科書検定の問題点を詳しく講演していただきました。
内容の詳細は兵庫歴教協会報5月号でお知らせします。
 ここでは写真を紹介します。

 パワーポイントで詳しく検定の問題点を説明する鈴木敏夫さん
 各府県の教科書運動を交流
(兵庫から道徳の授業づくり講座の報告)
(大阪から授業実践の自由を守る取り組みを報告)

築城当時の威容をしめす明石城の石垣

 明石城は今年築城400年を迎えています。明石市は市制100年でもあります(そんな時にあんなこともありましたが……)。
 明石城の石垣は20メートルもあり、江戸城や大阪城には及ばないものの全国有数の高さと美しさを持っています。いままで石垣から生える木々や公園内の木々の枝でその姿が見えにくくなっていましたが、このたびクリーニングされて見違えるほど美しく、立派になりました。
 近世史の暮らしや城下町の仕組みと役割を学習する際には、最適な教材になります。一度ご覧になりませんか。どうぞ明石城にお越しください。
以前はこんな感じでした。写真は、明石観光協会のサイトからお借りしています。
明石観光協会の公式ウェブサイトは、こちらです。https://www.akashijo.jp/
トップの写真をきれいになった明石城に変更してほしいものですが……。

学生や若い先生がたが参加されて、大賑わい!兵民教(兵庫県民間教育研究団体連絡協議会)新学期パワーアップ学習会

 4月6日(土)、来週から新学期という忙しい日程の開催でしたが、学生さんをはじめ若い先生方が続々と参加されて、会場は学びの熱気であふれていました。
 開会の後、最初の講座は、①道徳「小・中学校「特別の教科 道徳科」の評価と授業づくり―楽しくDO A TALK(道徳)、「赤本」にサヨナラ!―」岩本賢治(兵庫歴史教育者協議会・京都橘大学)でした。国家が指定する「必要な資質を備えた」国民づくりをしようとしているねらいを明らかにし、そのもとで強いられる道徳が子どもたちを苦しめていること。とはいうものの新指導要領の「考え、議論する道徳」をうまく取り入れて、「評価の仕方の工夫で授業の自由度を確保して、実戦が可能なことが話されました。
 具体的な教材として1年生の「かぼちゃのつる」を批判的にどう授業するかを紹介しましたが、時間が足らず授業実践の紹介まで行かず残念でした。
 次に②学級集団づくり「「学級びらき」「学級づくり」で大切にしたいこと」と題して、野口美代子・寺田路一・延安真吾・岡田隆史(全国生活指導研究協議会・兵庫支部)の各氏のお話がありました。野口さんから学級開きの進め方のお話の後(ミニゲーム指導もありました)、小学校1年生の生活指導実践レポートを基に、会場で班を作り、実践分析の実習を行いました。若い先生方も発言されて、実践を深めることができました。例年の野口実践をじっくり聞くことはできませんでしたが、手品の工夫などは午後の分科会でやられたようでした。
 午後は、⑨自然の不思議に出会う生活科「種の模型づくりから植物の子孫を残す知恵を学ぶ」です。講師は中野照雄(歴史教育者協議会・神戸市立文化センター親子自然教室講師)です。カラスノエンドウや桜を持ち込まれ、校庭(公園)の四季を子どもたちと一緒に楽しく学ぶ授業のアイデアをたっぷりと紹介しました(写真上)。さらに種の模型を創って実際に模型を作ります。特に「アルソミトラ」の模型をつくり、部屋で飛ばせると歓声が上がりました(写真下 注:画像処理をしました)。教室で子どもたちと制作し、学び、遊ぶ際の留意事項も学べました。


 同時に行われた⑫楽しくなければ社会じゃない!!―覚えるより動き・考える授業づくりを―」間森 誉司(大学講師・兵庫歴史教育者協議会)は、会場いっぱいに若い方々が参加され、枠を拡大して90分たっぷりと学べました。資料や写真を切り口にし、子供の学びを広げると、3~6年生までの社会科の授業を、生き生きとすすめることができます。「記録動画」を見ながら、授業の基礎基本的な組み立てを学ぶことができました(写真下は画像処理をしました)。





2019年3月22日金曜日

兵民教(兵庫県民館教育研究団体連絡協議会)新学期パワーアップ学習会のお知らせ

 若干時間の変更等がありました。
 こちらのチラシをご覧の上、ご確認ください。
 中野照雄先生の部屋が変わりました。また、間森誉司先生の講座が時間延長になりました。

兵庫歴史教育者協議会会報第319号発行

兵庫歴史教育者協議会会報最新号の発行です。
今号は、パワーアップ学習会のお知らせ、子どもと教科書全国ネット近畿ブロック学習交流集会、山内英正さんの渡辺博『白道ひとすじ-有悔亦楽-』―迫真の自叙伝―、水田全一さんの山家妄想 №210より 美ら海・美しい日本 ほかです。
 事務局だよりで「せんそうこじぞう」を取りあげています。先日、お参りをしてきたときの写真を掲載します。ご覧ください。
 では最初に、会報の1~2頁に続き、せんそうこじぞうの写真を紹介します。

 せんそうこじぞうの写真
写真右奥が仏光寺
京都市下京区高倉通仏光寺下る新開町397­9(大善院内)

兵庫歴教協でもお話をいただいた白井さんがデザインしました。

2019年2月25日月曜日

兵民教 パワーアップ学習会は4月6日(土)に開催

★今年もやります!教育実践「パワーアップ学習会」
 新学期に備え、楽しい学級づくりをしたい、教科を楽しく分かるように教えたいという教師の願いに応えるために、教育実践「パワーアップ学習会」を企画しました。今回は、学級開き、授業開きをテーマにした学習会です。どなたでも参加できます。講師はそれぞれの教育サークルなどの実践家にお願いしました。若い教師とベテラン教師が一緒になって学習会をつくりあげていきたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています。
2019年2月  兵庫県民間教育研究団体連絡協議会会長 神戸学院大学名誉教授 小島 享
日時:2019年4月6日(土) 9:30~16:50
会場:神戸市勤労会館(℡ 078-232-1881)
資料代:2,000円(学生1,000円)
講座Ⅰ   405号室(①は9:30~、②は11:10~)
          ① 道徳 小・中学校「特別の教科 道徳科」の評価と授業づくり
              ―楽しくDO TALK(道徳)、「赤本」にサヨナラ!―
          講師:岩本賢治(兵庫歴史教育者協議会・京都橘大学)
価値は、子どもたちが自己決定するものです。押しつけ道徳はゴメンです。教科書教材も、ちょっとした視点の転換で今までの思い込みから離れられます。コミュニケーションを大切にした授業づくりをいっしょに考えましょう          ②学級開き・学級集団づくり
          講師:野口美代子・寺田路一
講座Ⅱ
  407号室(⑨は13:30~)
          ⑨社会科 楽しくなければ社会じゃない!! ―覚えるより動き・考える授業づくりを―
          講師:間森誉司(兵庫歴史教育者協議会)
資料や写真を切り口にし、子供の学びを広げると、3~6年生までの社会科の授業を、生き生きとすすめることができます。「記録動画」を見ながら、授業の基礎基本的な組み立てを学びましょう。          409号室(⑫は13:30~)
          ⑫生活科 種の模型づくりから植物の子孫を残す知恵を学ぶ
          中野照雄(兵庫歴史教育者協議会・神戸市立文化センター親子自然教室講師)
校庭(公園)の四季を子どもたちと一緒に楽しく学ぶ授業のアイデアをたっぷりと紹介します。 ほかに、教育科学研究会(2講座)、学校体育同志会(実技+1講座)、文芸教育研究協議会(2講座)、新英語教育研究会(1講座)、兵庫生活指導研究協議会(2講座)新しい絵の会(2講座)が開催されます。

会報№318 2・3月合併号を送付しました

 兵庫歴史教育者協議会会報第318号を発行しました。
 今号は経費削減のため、2月3月合併号です。今回の会報には、特別付録として2・11集会の冨田宏治関西学院大学法学部教授の講演DVDが付いています。各地でDVDを見る会や学習会を開いてください。
 なお、作成費のカンパをいただけると、大変ありがたいです。
 会員以外の方にも実費で頒布します。DVDプレーヤーで再生できます。
 ご連絡をお待ちしています。ご希望の方は、h_rekkyo2009@yahoo.co.jpへメールをください。
 会報第318号の目次は次の通り。
 ○2・11「建国記念の日」不承認兵庫県民集会 冨田講演に共感広がり、勇気百倍(事務局)……1
 ○原谷洋美・藤原ひさ子『挽歌集 冬の衣袴』―戦死した息子とその母の思いが甦る―(山内 英正 兵庫歴教協会長)……3
 ○兵庫歴史教育者協議会会員のみなさんの出版物
  「島田邦二郎『立憲政体の急務―淡路島の自由民権運動と憲法構想』発刊(事務局)……4
 ○ファックス通信 目からウロコの歴史教科書カフェ(小川碧 会員)……5
 山家妄想 №209より 政治家の資質の悪化は教育の反映?(水田 全一 会員) ……7
 ○高校公民科新科目「公共」の分析とその実践を展望する(最終回)(岩本 賢治 明石支部)……9
事務局だより 兵民教パワーアップ学習会に、ご参加を!(事務局)……12



2019年2月24日日曜日

「子どもと教科書全国ネット21 近畿ブロック学習交流集会」のお知らせ

「新学習指導要領とそのもとで小学校教科書はどうなっているのか」

 この3月末には国や財界が求める「資質・能力」論に貫かれた新学習指導要領に基づく小学校の教科書の検定結果が公表されます。夏にかけての採択に向けた取り組みが必要となります。今度、2020年は育鵬社などの中学校教科書採択、2021年からは高等学校教科書の採択と続きます。

 今回の講演では、小学校全科の教科書の検定結果の最新情報とともに、教科書や新学習指導要領の問題点などをお聞きし、これからの活動に大いに役立てたいと思います。多くの方がご参加くださりますよう、お願いいたします。


◇日時    2019年4月7日(日)13:30~16:30
◇会場    神戸市勤労会館308号室(神戸市中央区雲井通5-1-2)
      地下鉄・JP・阪急・阪神・ポートライナー三ノ宮駅、東へ徒歩5分
◇講演   講師 子どもと教科書全国ネット21事務局長 鈴木敏夫さん
      (元高校教員、現在、大学非常勤講師・道徳教育・社会科教育論など)

      演題 「新学習指導要領とそのものとで小学校教科書はどうなっているのか」

◇日程
   13:30~13:35 開会挨拶
   13:35~15:00 講演
   15:00~15:10 休憩
   15:10~15:30 質疑応答    
   15:30~16:10 各ネットからの報告
   16:10~16:25 意見交流
   16:25~16:30 閉会挨拶

◇資料代  500円 

◆主催:子どもと教科書全国ネット21(連絡先:TEL 03-3265-7606)
 担当:子どもと教科書兵庫県ネット21  


2019年2月22日金曜日

今年の夏は歴教協埼玉大会へ

歴史教育者協議会創立70年
第71回全国大会は埼玉草加市で開かれます。
レポートをもって、ご参加を!
日程:2019年8月3日(土)~6日(火)
会場:全体会 草加市文化会館ホール
   分科会 獨協大学
全体会:8月3日(土) 13:00~16:30
記念講演:内田良さん(名古屋大学准教授)
   「学校をカエル!―「教育」の病から脱け出すために」
地域実践報告:埼玉歴教協
   「ともに生きる、ともに歩む―子ども・教師・地域がともに学ぶ未来とは」
分科会:8月4日(日)~5日(月) 22の分科会に全国から多数のレポートが発表
地域に学ぶつどい:8月4日
現地見学:8月6日(火)


レポート報告を希望される方は
h_rekkyo2009@yahoo.co.jp
にご連絡を!

兵庫歴史教育者協議会会員の新著紹介

待望の書、ついに刊行!
『立憲政体改革の急務』
島田邦二郎史料集成
淡路島の「自由民権」と憲法構想
『大阪民衆史研究会』別冊(定価2000円、送料別)
<編集・尾川昌法、高島千代、竹田芳則、島田 耕、田中隆夫他
大阪民衆史研究会 島田邦二郎史料集成編集委員会>
●⑬日本国憲法のルーツは明治の盧由民権運動にあった!
 島田彦七・邦二郎兄弟は淡路島に生まれ、少年時代に明治維新を体験しました。二人は今日の日本国憲法に書かれた民主主義の考え方のさきがけともいうべき明治の自由民権運動に参加し、島田邦二郎の書いた『立憲政体改革之急務』は、国民主権、一院制の議会、男女普通選挙、議院内閣制、地方自治などを主張し、立憲主義の根本を説いています。
 これらは現代の日本国憲法に近い内容であり、日本人が書いた日本国憲法の原点ともい
うべきもので、日本近代史の貴重な史料です。

●【主な目次内容】
第一部 島田邦二郎研究
 「邦二郎の篋底遺稿」島田 耕
 「島田彦七、邦二郎と淡路島の自由民権運動」竹田 芳則
 「「立憲政体改革之急務」の思想」高島 千代
 「島田邦二郎を訪ねた権東鎮」田中 隆夫
第二部 島田邦二郎史料集成
 『立憲政体改革之急務』本文
 三大事件建白運動・・地方自治運動関係史料
 関係書簡・・島田邦二郎履歴書、彦七との書簡など
 「備忘誌」・・「兵庫県知事に与ふる書簡」など多数
ご注文は以下の欄(チラシ内)に記入の上、FAXまたは郵送で林まで。
FAX,TEL 072-471-8601 〒599-0223 大阪府阪南市光陽台4-5-25 林耕 二


2019年2月20日水曜日

目からウロコの歴史教科書カフェ 3月例会は3月2日(土)



2・11「建国記念の日」不承認兵庫県民集会がDVDになりました

冨田講演に共感広がり、勇気百倍
各地で集会のDVDを見る会を!

 2月11日、「建国記念の日」不承認兵庫県民集会が神戸市勤労会館で開催され、65人が参加しました。今年は、若い世代の方々の姿も見えました。
 まず、山内英正さん(兵庫歴史教育者協議会会長)は、今年も各新聞社朝刊の社説を紹介しました。産経新聞の「なんという悠久の歴史を持った国に私たちは生きていることか(場内―爆笑)。驚くべき、また感謝すべきことと、改めて感嘆せずにはいられない(場内―マジか!と騒然)。/建国を記念するとは、わが国の成り立ちをしのび、国家として存続していることを国民がこぞって喜び祝うことであろう」そしてこの建国の物語は「国民を結びつける太い軸となるはずのものである」と紹介し、神武天皇の物語が国民の物語、民族の物語、悠久の歴史として描く、昨年の明治維新150年に続く、天皇生前譲位の年の天皇制キャンペーンを批判しました。
稲次寛さん(兵庫歴教協事務局長)は、高校生の憲法「改正」への意識は右傾化、保守化していると言われるけれど、そんなことはない。高校生は現状を変更することには反発している。憲法九条を変えてもいいかと聞くと、絶対アカンという。自衛隊も、日米安保も、9条の存在もひっくるめて現状維持を望んでいると特徴づけました。ただ、彼らは新聞を読まない、漫画さえ読まない。テレビは全然見ない。だから情報源はスマホだ。我々が情報をSNSで発信することの重要性を唱えました。
続いて、実践報告として、村井俊之さん(兵庫歴教協常任委員)が、昨年末、歴教協日中歴史教育交流委員として中国の南京第一中学校で行った授業について報告をしました。中国で授業を行うからには、兵庫・神戸と南京を結ぶ教材で授業をしたいと考え、南京にお墓があり、また神戸で最後の講演を行った孫文にまつわる授業計画を立て、「孫文による講演『大アジア主義』から読み取れることは何か」をテーマに、孫文という人物を通して、日中交流の意義を見つめ直すとともに、東アジアの平和を目指すような授業を展開したいと語りました。
 南京の生徒たちに、「この授業を現在に生かせることは何ですか」と発問をすると、生徒たちは「アジア諸国が、みんな仲良くして、何かの協力体制をつくりたい」「ヨーロッパは先進国が多い。アジアは先進国が少なく、発展途上国が多い。アジアが一緒になってますます大きな発展をつくりたい」「今、戦争の手段を使わないで、いろいろな協力をして、 ヨーロッパより発展したい」など様々な意見が出てきて、孫文による大アジア主義演説の内容を読み取り、現代社会で生かし、今後のアジアの在り方を考える素晴らしい時間になったのではないだろうか、と述べました。
記念講演は、冨田宏冶関西学院大学法学部教授が「市民と野党の共同と安倍改憲阻止の展望」と題して行いました。市民と野党の協力で、憲法9条の改悪を止めるということが最悪のピークを止めるということで、これから百数十日のたたかいで安倍改憲を阻止して、共闘の実現で野党が参議院選挙を勝利すれば、改憲の芽を崩すことができる、その後政権を取って戦争法、共謀罪、秘密保護法を廃止して、立憲主義、平和主義、民主主義をとりもどす見通しを強く、明るく訴えられました。
このわかりやすく、かつ展望が開けるような素晴らしい講演を、冨田先生の許可を得てDVDにしました。DVDには山内会長、稲次事務局長、村井常任委員の各挨拶、報告も入っています。是非みなさんに見ていただきたい。ご家族でも、ご近所でも、サークルでも……、多くのところで見る会を開いてください。是非、ご活用ください。
連絡先 e-mail:h_rekkyo2009@yahoo.co.jp