第15号を神戸大会で発行して早5年。その間、「兵庫歴教協50年のあゆみ」の発行を計画したものの頓挫!50年史の発行を一時凍結して、機関誌をやっと発行することができそうです。
実はまだ編集中で、発行は千葉大会ギリギリですが、あと少しのところまで来ました。
今号は、同じ大震災を経験した兵庫から東日本大震災と福島原発事故について、さまざまな論考を全国に発信することができそうです。
皆さま、もう少しでできます。お楽しみに。
【正式名称 兵庫歴史教育者協議会】 【略称 ひょうごれっきょうきょう】 全国組織である一般社団法人・歴史教育者協議会(略称:歴教協)の兵庫県の地方組織です。地域の歴史研究や社会科教育、そして授業づくりを、県内のいろいろな支部やサークルで集まって学び合っています。年に数回の歴史散歩には、市民の方も数多く参加されています。 兵庫歴教協はベテランから若手まで、小学校から中学校・高校・大学の社会科教師が参加し、ともに学んでいる教育サークルです 地域の歴史研究や歴史教育、社会科教育のことを一緒に考えていきましょう!
2012年7月16日月曜日
会員の間森誉司さんから情報が届きました。
6月16日(土)朝、姫路の自宅を出発し、土砂降りの雨の中を広島に向かいました。社会科の基礎講座の会場は、広島市東区民文化センター、開会は13時30分からでした。
テーマを、あなたも社会科授業が上手くなる―切り口・発問・実物資料の工夫―と題してお話ししました。
①写真と発問をどのように関連づけて、子どもの探求心を高めるか。
②発問により変わる子どもの思考と授業の深まり。
③「総合学習的」にならないための「中学年社会科」の授業の組み立て方。
④実物教材の活かし方と授業における効果。
⑤小学校の発達段階での授業内容と中学校段階での授業内容の違い。
⑥地域の人々と協力し、集団的に教材を創造することの大切さ。
などについて、パワーポイントを活用してお話ししました。
また、最近では「定番」となっている「羽釜(実物)」も,自動車に乗せて登場させました。小学校から中学校まで、新任からベテランまでという参加者の顔ぶれのため、中学校でも生きる授業方法や切り口を紹介しよう・・・と考えて話しを進めました。
「社会科の授業の切り口、正解が出てももう一つゆさぶる授業の醍醐味に触れました。目からウロコが何枚も落ちるとはこのことでした。時間があっという間に過ぎ、流れがすとんと落ち、残りで深めたいと学生の気持ちになりました。社会科が暗記科目とはもう言わせないと思いました」(50代女性・中学校)

6月16日(土)朝、姫路の自宅を出発し、土砂降りの雨の中を広島に向かいました。社会科の基礎講座の会場は、広島市東区民文化センター、開会は13時30分からでした。
テーマを、あなたも社会科授業が上手くなる―切り口・発問・実物資料の工夫―と題してお話ししました。
最初に、この講座に何を求めて参加されたかを、自己紹介を兼ねてお聞きしました。やはり「授業が上手くなる」に引かれた・・・というのが多く、次は「教材の工夫」について知りたい・・・と言うものでした。参加者も小学校教師と中学校の教師が半々で、新任や若い教師が数人参加されていました。また、育鵬社の教科書を採択している地域からの先生も2名参加しておられました。
講義は、途中の10分の休憩時間を入れて4時半までの3時間。①写真と発問をどのように関連づけて、子どもの探求心を高めるか。
②発問により変わる子どもの思考と授業の深まり。
③「総合学習的」にならないための「中学年社会科」の授業の組み立て方。
④実物教材の活かし方と授業における効果。
⑤小学校の発達段階での授業内容と中学校段階での授業内容の違い。
⑥地域の人々と協力し、集団的に教材を創造することの大切さ。
などについて、パワーポイントを活用してお話ししました。
また、最近では「定番」となっている「羽釜(実物)」も,自動車に乗せて登場させました。小学校から中学校まで、新任からベテランまでという参加者の顔ぶれのため、中学校でも生きる授業方法や切り口を紹介しよう・・・と考えて話しを進めました。
後で主催者の広島歴教協・辻さんから次のような感想を頂きました。
―運営している側にとって、例年より参加者が多く若い人もいましたし、講座中の反応もよかったので、お願いしてよかったと何度も思いました。中学校の教員も多かったのですが、アンケートを読んでも反応はよかったです。「社会科の授業の切り口、正解が出てももう一つゆさぶる授業の醍醐味に触れました。目からウロコが何枚も落ちるとはこのことでした。時間があっという間に過ぎ、流れがすとんと落ち、残りで深めたいと学生の気持ちになりました。社会科が暗記科目とはもう言わせないと思いました」(50代女性・中学校)
準備していた私の著書「地域学習指導ハンドブック」も、ほとんどの方が購入して下さり、充実した講座になりました。
その後、土砂降りの雨の中を、鞆の浦に向かい、夜は鞆の浦の「欧風亭」に宿泊。翌日は、晴れ渡った鞆の浦の街を散策しました。鞆の浦湾のバイパス架橋が問題になっているのですが、帰宅した翌日に広島県知事が「架橋撤回」を表明し、とてもタイムリーな旅になりました。
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