2012年3月21日水曜日

兵庫歴教協 ビデオライブラリー ご利用の案内

兵庫歴教協 ビデオライブラリー ご利用の案内
このライブラリーは、視聴覚教材の活用を通じて会員の授業の向上に寄与するためにもうけています。
 1.ライブラリーを利用するには、兵庫歴教協歴史教育者協議会(略称:兵庫歴教協)の会員に申し込みが必要です。兵庫歴教協の年会費は2000円です。会員になると何度でもライブラリーが利用できます。ほかに、会員には、年間10回程度の兵庫歴史教育者協議会会報が届きます。
 2.必要経費や送料はご負担ください。
 3.作品の貸出期間は、原則として1週間とします。1週間後にお送り返してください。
  4.他にも多数のビデオライブラリーがあります。教材用ビデオのご相談も下記に連絡ください。

兵庫歴教協 ビデオライブラリー リスト Ⅰ


 

番組名

時間

作品名

 1

10min ボックス

50分

日本史 先史時代 旧石器時代~『倭の五王』の時代

 2

10min ボックス

50分

日本史 古代史 飛鳥時代~奈良時代~平安時代

 3

10min ボックス

50分

日本史 中世史 鎌倉時代

 4

10min ボックス

50分

日本史 中世史 室町時代

 5

10min ボックス

50分
日本史 中世史 戦国時代
(織田信長の台頭
 検地と刀狩 安土桃山時代の文化(1)-侘びと黄金の文化-安土桃山時代の文化(2)ー南蛮文化ー)

 6

10min ボックス

50分
日本史 近世史 江戸時代(1)
(江戸幕府の成立 内政と外交-貿易振興から鎖国へ- 都市と農村
 産業・交通の発達 江戸時代の文化(1)-初期~元禄文化-)

 7

10min ボックス

50分
日本史 近世史 江戸時代(2)
幕政の改革-享保・寛政の改革- 一揆・打ちこわし 江戸時代の文化(2)-教育と学問- 江戸時代の文化(3)-化政文化- 幕府の衰退-列強の接近と天保の改革-)

 8

10min ボックス

50分

世界史 原始古代史 人類の始まり~4大文明

 9

10min ボックス

50分

世界史 古代史 中国史

 10

10min ボックス

50分

世界史 原始古代史 4大文明

 11

10min ボックス

50分

日本の地域①さいたま市郡山市盛岡市大泉町成田空港

 12

10min ボックス

40分

日本の地域②京阪奈内子町今治市名古屋市

13

10min ボックス

50分

日本の地域③岡山市神戸市富山山田村北上市夕張市

14

10min ボックス

50分

日本の地域④東京都

15

10min ボックス

30分

世界の国はいま①ドイツ 自然環境と農業交通工業

16

10min ボックス

50分

世界の国から②中国環境農業人口工業水資源生活文化

17

10min ボックス

50分

世界の国から③アメリカ 自然環境くらし農業工業民族

18

10min ボックス

50分

世界の国④オーストラリア 自然農牧畜資源民族くらし

19

10min ボックス

50分

世界の国から⑤ マレーシア 工業自然くらし農業くらし

20
 

10min ボックス
 

50分
 

世界の国から⑥ フランス 農業交通観光くらし外交
 

17
 

10min ボックス
 

50分
 

世界の国から⑥ フランス 農業交通観光くらし外交
 



兵庫歴教協 ビデオライブラリー リスト Ⅱ


 

番組名

時間

作品名

 1

にんげん日本史

60分

弥生時代 聖武天皇 藤原道長 源義経

 2

にんげん日本史

60分

北条時宗 足利義政 雪舟 織田信長

 3

にんげん日本史

60分

豊臣秀吉 徳川家康 徳川家光 近松門左衛門

 4

にんげん日本史

60分

歌川広重 伊能忠敬 杉田玄白 坂本龍馬

 5

にんげん日本史

60分

大久保利通 伊藤博文 陸奥宗光 小村寿太郎 

 6

にんげん日本史

60分

戦争の時代 杉原千畝 戦後の日本 身近な行政

 7

にんげん日本史

30分

国際機関で働く人々 これからの日本の役割

 8

世の中何でも現代社会

60分

ケータイ ネット カゾク

 9

世の中何でも現代社会

60分

イノチ シ ビョウドウ

10

世の中何でも現代社会

60分

ヘイワ サイバン シュウショク

11

世の中何でも現代社会

60分

ミンゾク ヒンプ ニッポン

12

世の中何でも現代社会

60分

ベンチャー コクサイケイザイ エネルギー

13

世の中何でも現代社会

60分

ミンゾク ヒンプ ニッポン

14

学校デジタルライブラリー

60分

5/31 5年 工業自動車 6年 元との戦い 川 おこめ

15

学校デジタルライブラリー

60分

6/4 5年 工業自動車 6年 室町時代と文化 川 おこめ

16

学校デジタルライブラリー

60分

6/14 5年 工業自動車 6年 室町時代と文化 川 おこめ

17
 

学校デジタルライブラリー
 

60分
 

6/14 5年技術開発 6年信長秀吉の天下統一 川 おこめ
 


 兵庫歴教協 ビデオライブラリー リスト Ⅲ


 

番組名

時間

作品名

 1
「なぜアメリカは戦うのか」

「なぜアメリカは戦うのか」
50分

50分
[前・巨大化する軍産複合体]

[後・超大国への警告]

 2
10minボックス 50分 川を見る(利根川)


 

沖縄平和ネットワーク関西の会第6回学習会のおしらせ

沖縄平和ネットワーク関西の会第6回学習会のおしらせ

「復帰」40年の沖縄と平和主義 

―我々は何を学んできたのか―



 沖縄平和ネットワーク関西の会が発足してこの4月で3年目を迎えました。これまでの活動にご協力いただき、学習会に参加してくださったみなさまに感謝申し上げます。

沖縄平和ネットワークでは沖縄戦に限らず、米軍基地問題や教科書問題、戦後の沖縄が置かれている状況を考えるさまざまな問題を多彩な講師をお招きして学習会を重ねて参りました。

さて今回は、沖縄本土「復帰」40年の年ということで、「復帰」後の沖縄の歩みを考えることを主題にして学習会を企画いたします。ふるってご参加下さい。



 沖縄の「復帰」40年をむかえる今、沖縄の経験から学ぶべきことは何か、そもそも沖縄はどこへ「復帰」しようとしたのか、「復帰」運動の理念は何 だったのか。「復帰」の原点を確認し、そこから自衛隊や安保の今を映し出すことで、これからのあるべき方向性を考える機会としたい。具体的には、 自衛隊をめぐる動向(東日本大震災後の自衛隊、動き出した改憲論議、与那国への自衛隊配備、武器輸出三原則の後退)、日米安保の現在(普天間飛行 場問題、高江ヘリパッド問題等)、保守主義の台頭(歴史の修正、思想統制・思想調査、日の丸・君が代問題)等を検討する。

1.日時   5月19日(土) 午後2時半~5時(開場2時)

2.ところ  キャンパスプラザ京都(JR京都駅から五分)

3.講師  高作正博さん(関西大学法学部教授) 

1967年石川県生まれ。琉球大学法文学部助教授を経て、2008 年4月より現職。『憲法と沖縄を問う』 (共著、法律文化社、2010年)、『私たちがつくる社会――おとなになるための法教育』(編著、法律文化社、2012年)など著書多数

4.参加費:1000円(学生500円)

問い合わせ:沖縄平和ネットワーク関西の会                      

(同志社中学校:竹山まで)

TEL075-781-7253

2012年3月20日火曜日

小学校社会科地域学習指導ハンドブック―沖縄から北海道まで活かせる

兵庫歴教協会員の間森誉司さんが新著を発刊されました。ワークシートやゲストティーチャーへの依頼分など100種類がCDに入っています。2300円+悪税です。

以下、書籍のデータベースから。

新学習指導要領対応。実物資料の持ち込み方、ゲストティーチャーの活かし方、地域教材の作り方、ほか、小学3~6年生まで、地域の特徴を活かした授業ができる70のヒントとアイデア。
間森 誉司
1949年兵庫県佐用町に生まれる。関西大学文学部史学科卒。西宮市役所勤務を経て、兵庫県公立小・中学校教諭に。2007年NHK教育テレビ「わくわく授業―間森誉司先生の社会」全国放映。2008年退職。現在、和歌山大学教育学部非常勤講師。歴史教育者協議会・兵庫県常任委員。日本社会科教育学会・会員。専門は地域教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2012年3月18日日曜日

福島の地域と教育 その問題と課題

「福島の地域と教育 その問題と課題」と題して、菅野偉男(ふくしま民主教育研究センター運営委員長)さんが90分にわたりお話しになりました。
 「ほだげんちょ(福島弁=そうだけれども) ふくしまの米、桃、りんご、梨、柿、野菜 人も生ぎている」(福島市、美原凍子さん、1月9日朝日歌壇)この短歌が福島の現状を見事に歌っていると話し出されました。

 福島県民は、①大震災による人的、物的被害、②大津波による人的、物的被害、③福島原発事故による放射能被害、④福島原発事故による県民の生活破壊、精神的被害、農畜産物の被害、⑤福島県や県民に対する風評被害に分けられている。
 この被害に対して、農民連が東電が示した60ページにおよぶ申請書によらず、独自の被害状況をまとめた申請書で東電と交渉した。独自の申請書を認めない東電にたいして、「加害者が被害者に命令するとは何事か!」と詰め寄り、逮捕を秘かに覚悟した強い交渉により、一発了承されたそうだ。この農民連の動きに刺激されたJAも交渉を始めた。農民連への加盟申し込みが相次いでいると話された。

2012年3月17日土曜日

3・11東日本大震災から1年

3・11東日本大震災から1年。『歴史地理教育』3月号は震災特集です。

2012年03月号 (№786)                    本号関連バックナンバー

 特集 東日本大震災と子ども達
原発事故に翻弄される子どもたち──福島県 鈴木由智佳どうする学校・保育所の間借り、移転、統廃合──岩手県 佐藤昭彦
学校再生への一歩──宮城県 中  寛避難生活と子どもたち──埼玉県 和久井みちる
実践記録/小学校 「3・11」つながり合って生きる──憲法と震災・原発 西村美智子

小学校の授業
2年生活科 連載〈子どもが主役になる社会科学習〉⑥(最終回)
学校近くの仕事場を訪ねる「まちたんけん」 木村誠
3年 「〈みかさ焼〉をつくる工場」の授業づくり 草野晶子
中学校の授業 公民
死刑制度のある国での市民の司法参加──死刑制度と向き合い考える 加藤和子
高校の授業 政治経済
冤罪・足利事件から憲法と人権を考える 大谷伸治

連載
探訪ミュージアム?
▼鳴門市ドイツ館(徳島県鳴門市) 井内哲也
歴教協第64回千葉大会・菜の花だより③
▼地域に根ざし開かれた東総支部 野口政和
子どもの目
▼みんな、外行くよー 平井敦子

▼南部三閉伊一揆の資料保存と大震災被害 茶谷十六
東日本大震災の被災地から③福島
▼避難した児童・生徒に新たな困難 山本富士夫
地域─日本から世界から198
▼浜岡原発とわたしたちの運動 岡村哲志
世界を歩く?
▼巡礼の道(4・最終回)すべてに感謝して 江頭ちひろ
みんなでシネマ?(最終回)
▼「わたしはここにいます──石巻・門脇小学校・夏」(「宮城からの報告」予告編) 山田麗子

読書室『紀伊国?田荘』『まどうてくれ─藤居平一・被爆者と生きる』『母の語る小林多喜二』『古代国家はいつ成立したか』『学級経営攻略法─自分らしい教師生活のすすめ』『未来をつくる君たちへ─〝地球時代〟をどう生きるか』

実践記録/小学校6年歴史 なぜ打ちこわしにあったのに供養塔を建てたのか?──牛久助郷一揆の教材化 石上徳千代
長沼訴訟自衛隊違憲判決と司法の危機──福島重雄元裁判官と中学生との交流 滝口正樹
実践記録/中学校歴史 サルからヒトへ 石田尚子
直立二足歩行の学びかた 安井俊夫
ディベイトをする明治期の子どもたち 鈴木義治
●写真●伝言板・いただいた本・実践記録から●北から南から─歴教協各県支部ニュース437●今月の動き●読者のひろば●次号予告

『歴史地理教育』3月臨時増刊号が発行

歴史教育者協議会の機関誌『歴史地理教育』3月臨時増刊号が発行されました。
目次は以下の通り。


2012年03月増刊号 (№787)                    

 どうする?中学地理学習
Ⅰ こうする! 中学地理学習 世界の諸地域
世界のすがた──世界各地の人々と生活環境 瀬戸口信一
アジア 桜井千恵美
アフリカ 中條克俊
ヨーロッパ 長屋勝彦
北アメリカ 佐々木孝夫
南アメリカ 本庄豊
オセアニア 大野一夫
?日本の諸地域
日本のすがた──世界から見た日本 加藤好一
九州・沖縄地方 小浜健児
中国・四国地方 辻隆広
近畿地方 石谷真一郎
中部地方 小林朗
関東地方 岩田彦太郎
東北地方 三好博
北海道地方 平井敦子

Ⅱ 教科書分析 新中学地理教科書の分析と実践の課題 石戸谷浩美
新中学歴史教科書全般の問題点──アジア太平洋戦争の記述を中心に 小堀俊夫
公民教科書を活用して新しい授業を! 平井美津子
探訪ミュージアム? ▼群馬県埋蔵文化財調査センター・発掘情報館(群馬県渋川市) 菊池実


『清盛の時代』発刊される!

兵庫歴教協会員の高堀枝裕二さんの新著『清盛の時代』が発刊されました。
神戸新聞に紹介され、ジュンク堂書店や紀伊國屋書店で入手することが出来ます。

ご本人が内容を紹介します。

 この度、友月書房から『清盛の時代』を出版した、高堀枝裕二です。ちょうど大河ドラマに合ったというか、合わせたというか、構想は二年以上前からあったので嬉しい限りです。内容は、平清盛の一生を追ったものですが、オリジナルなものがあるので、その辺りを紹介します。
①清盛の生母について日・白河法皇の落胤というのは流布していて、大河もそれを踏襲していますが、母については諸説あり、祇園の女御の妹というのが有力でした。私は清盛が生まれた時、祇園の女御は四十台ではなかったかと思います。それはその23年前に女御は夫と引き離されて法皇のものにされたからでした。そしてその四十台の妹とすると、法皇はやはり若い女性が好きだったわけですから、ずいぶんと「年の離れた妹」(金田たつえか!?)ということになります。それで私はその女性を祇園の女御の妹と仮定しました。夫と引き離されただけでなく、実の娘に手をつけられて女御は怒り、それで平忠盛の妻となって、清盛を産んだということになります。
②清盛は源氏だった!?・‥祇園の女御の夫は、源惟清(これきよ)という頼朝らの先祖でもある源頼信の子孫でもありました。そうすると清盛も源氏の子孫ということになります!まあ、あの八幡太郎義家の母も平氏でしたから、混在していてもおかしくはないのですが……。
③俊寛は残されたのではなかった?……よく、喜界が島から俊寛だけ残されて意地悪されたかのように能や歌舞伎でもありますが、実は流されてまもなく亡くなったのではないか。しかし『平家物語』の作者は、それでは面白くないので、独り残されて、悲哀を誘ったのではないか?という見解です。
 その他、いろいろと新説も織り込んでいますので、ぜひお読み下さいね!



山家妄想第126号

水田全一さんの山家妄想第126号から紹介します。 


きずな

昨年の清水寺貫主さまの揮毫は「絆」であった。

東日本大震災以来、人と人とのつながりの大切さが強く自覚されて、たとえば独身男女の結婚願望も増えているということを聞く。そのような世相を代表する一字として選ばれたとうけとった。

しかしながら人と人とのつながりは、そのように直接的なものだけではなく、もっと奥深いものがあるように思えてならない。

そのような思いを抱いていたとき、石巻の小学生の話を耳にした。

ある小学校の184人の子どもたちは、放課後地域に散らばっていた中で大津波に遭遇したが、全員無事であったという。他の小学校では避難をめぐっての意思統一に手間取り、判断の誤りも重なって校庭に集合した全校児童が津波に巻き込まれ、大きな被害を被ったところもあるというのに。

無事であった理由を、識者は次のように述べていた。

第一は自然とのかかわりについて、自然に対するとき自分のベストを尽くすという心構えを徹底しておくということ。直面した事態に対して、持っている知識をすべて使って対処する姿勢を、不断に身に付けていなければならぬということ。

第二は「津波てんでんこ」が、本当の意味で理解され徹底していたことだという。

「津波てんでんこ」は、津波の時は「てんでに」一刻も早く安全と考えるところへ逃げるということが大事という教えであるが、ともすれば肉親などを慮って逃げることをためらうことがあるのを戒めている。

これを実行するためには、深い信頼感の存在が必要である。

自分がまず安全と考えるところへ逃げる。自分が安全を確保できることを知っておれば、母もまた自分に気を掛けることもなく、自身の安全に全力を尽くすことができる。

このような深い信頼感で結ばれていてはじめて互いの無事が保たれる。これを絆という。

このような個人の自立した行動には主体性の確立が前提になる。

自然に対するときも、社会に対しても主体的に判断し行動することは、学齢に達した段階で意識的に身に付けさせることが必要である。教育の重要な要素であるといえるのではないか。

石巻の184人の学童たちは、まさにこのような自主性を確立するための教育を受けていたといえるだろう。

さきのたくさんの犠牲を出した小学校でも、津波という言葉を聞いて裏山に駆け上って難を免れた少数の児童もあると聞くが、この事実は現在の日本の教育で重視されなければならぬ一面を示しているといえるのではないだろうか。

そして「絆」という言葉は、ただ人と人の結びつきという側面だけでなく、個人が主体性を確立することの重要性を教えるものといえないか。(2012/01/24

山家妄想126号が発行されました

兵庫歴教協会員の水田全一(龍澤寺住職)さんから山家妄想№126が届けられました。

みなさまへ
彼岸もまじかになり、寒さも峠を越しましたが、依然問題は福島原発です。収束宣言は出ましたが、実態はまだまだ。
そもそも、使用済み燃料や放射性廃棄物の最終処理法が未確立のままで、原発開発が無謀であったということです。
新たな原発の建設や輸出はもちろん、停止中原発の再稼働もしてはならないと思います。
全日仏の宣言をみんなのものにすることが必要です。 ご自愛のうえ、ご活躍を祈ります。   水田全一合掌

次回のブログで少々紹介します。
兵庫歴史教育者協議会会報でくわしくお知らせします。

2012年3月14日水曜日

神戸ガイドハンドブック

兵庫歴教協が歴教協全国大会を神戸で開催したさいに製作した神戸ガイドハンドブックです。
残部僅少です・お早めにお求めください。三宮ジュンク堂にて販売中。

学習指導要領は最低基準?

学習指導要領は最低基準?


ペン 3月10日(土)の朝日新聞につぎのような記事が掲載された。
「柔道授業の手引きを公開」4月から必修化される武道の指導について、「柔道の授業の安全な実施に向けて」とするパンフレットが発行された。柔道の指導で学校での事故死が絶えない現状から、外部指導者として警察OBを活用できるようにする。
そして後頭部を打つ危険性が高いとされる大外刈りなどの技が学習指導要領の解説に記されている点について、あくまでも例示で、すべてを指導する必要はないと説明しているそうだ。
学習指導要領や解説は絶対のものではなく、書かれている内容も必ずしも全部教えなくてはならないものではないと文科相自身が表明したと私は解釈した。
学習指導要領は必ずしもすべてを指導する必要なないとしているのだから、私たちは教師の専門性によって、国民の教育権、子どもたちの学習権に応える教育内容を決定していけばよいということが言えそうだ。
学習指導要領は最低基準だとしているのだから、大阪の先生が平頂山事件をプリントに入れていると市議会で取り上げられた点も、最低基準をクリアしていれば最低基準に上乗せして必要な内容を教えることは何の問題もないし、その最低基準でさえこの有様だから、何を教えるべきかは大きく教師にゆだねられていると言ってよいのではないか。

稲ちゃんのブログ

稲ちゃんのブログ


パソコン 稲ちゃんのブログを初めてみました。兵庫歴教協事務局次長の稲ちゃんは,北はりま教育9条の会,トーフレンズ(バンド)の活動など多彩に行っています。
皆様もブログをご覧ください。グーグルで「稲ちゃん」と入力すると選択肢に「稲ちゃんのブログ」と出てくるので驚きでした。
http://plaza.rakuten.co.jp/inayuta/外部リンク

「神戸空襲」研究 平和と国際連帯の教育


「神戸空襲」研究 平和と国際連帯の教育

  • 日時
    2012年03月24日 16:00
  • 内容
    えんぴつ
    子どもたちに戦争をどう伝えるか。「語り継ごう戦争展」の経験から報告します。空襲関係の貴重な資料も紹介します。
    日時:上野祐一良(兵庫歴史教育者協議会会長)

平和ツアー 高浜・舞鶴

平和ツアー 高浜・舞鶴


  • 日時
    2012年05月13日
  • 内容
    バス 北はりま教育9条の会結成6周年記念行事
    東日本大震災から1年がたちましたが、原発事故からなかなか復興とまではいかない現状です。憲法どおりの日本になっていないのが現実です。
    そこで6周年記念行事として、バスツアーを企画しましたので、たくさんの方の参加をお待ちしています。
    日程:5月13日(日)
    集合:8:30 小野市役所駐車場
    見学地:
    1.高浜原発 PR館
    2.久美浜にて 「反原発運動について」お話を聞きます。
    昼食
    3.舞鶴にて
    引き揚げ記念館と海上自衛隊の基地
    参加費:4000円

    申し込みは 稲次さん(090-9985-6954)まで 5月7日までに連絡をください。

子どもたちを放射線障害から守るために……フクシマからの報告


子どもたちを放射線障害から守るために……フクシマからの報告

  • 日時
    2012年03月17日
  • 内容
    ○地震・津波・原発事故から1年、今、福島の人々は
    ○放射線の健康への影響と子どもたち……学校現場及び除染はどうなっているのか。
    ○損害の全面賠償を勝ち取るために、兵庫の皆さんにお願いしたいこと

    講師:齋藤和衛さん(福島県民種医療機関連合会事務局長)
    日時:3月17日(土)16:30〜18:30
    場所:兵庫高教組会館3F会議室
    主催:兵庫民主教育研究所

    神戸市中央区北長狭通5丁目2−10
    電話:078-341-0088

兵庫歴教協とは?

兵庫歴教協はベテランから若手まで、小学校から中学校・高校・大学の社会科教師が
参加し、ともに学んでいる教育サークルです。多くの市民の方も参加しています。
主に次のような活動を行っています。
(1) 歴史・社会科教育の実践及び研究
(2) 歴史・社会科教育に関する調査、地域の歴史等の研究
(3) 歴史・社会科教育に関する研究大会、講演会及び講座等の開催
(4) 歴史・社会科教育に関する機関誌(兵庫の歴史教育・兵庫歴史教育者協議会会報)、出版物の編集及び発行
歴史・社会科の授業をどう進めていったらいいのか、一緒に考えていきましょう!